LoRaWAN Milesight 人数カウント・在席検知センサー 技適 未取得

Milesight VS340 デスク・座席在席センサー

型番ベース: VS340

机の天板の裏に取り付けて、その席が使われているかだけを見る在席センサー。焦電型赤外線(PIR)で着席者の動きを拾い、在席・空席の2値を LoRaWAN で送ります。カメラを使わないため、誰が座っていたかは記録されません。

VS340 は、机の天板の裏に取り付けて「その席がいま使われているか」だけを見る在席センサーです。焦電型赤外線(PIR)が着席している人の動きを拾い、在席・空席の 2 値を LoRaWAN で送ります。カメラもマイクも使わないため、誰が座っていたかという情報は残りません。

席単位で測ることの意味は、フロア全体の出社率では見えない偏りが出てくる点にあります。出社率が 50% でも、窓際の島だけが毎日埋まって中央の席は一日中空いている、ということは珍しくありません。座席数を減らしてよいのか、レイアウトを変えるべきなのかは、この偏りを測らないと判断できません。

同じ Milesight でも、天井に付けて部屋や区画の人数を見る VS121 や AM307 とは役割が違います。VS340 は 1 台で 1 席(カバーを替えれば 1 テーブル)を受け持つ機材です。

出力在席(Occupied)/空席(Vacant)の2値
型番VS340
映像扱わない(画像を取得しない)
設置机の天板の裏。天板の端から 0〜50cm
電源電池駆動(ER18505 4000mAh・SF7 で 10 年超)
認識率最大 95%(メーカー試験条件下)
検知方式PIR(焦電型赤外線)
検知範囲107°(水平)× 107°(垂直)/検知距離 1m 以内
空席判定既定 5 分(1〜30 分で変更可)動きが無ければ空席を送信
通信方式LoRaWAN
技適(日本)技適未確認(日本国内での運用不可の可能性あり)
⚠ 日本国内で使用するには技適(工事設計認証)が必要です。現時点で総務省データベースで確認できていません。取得状況についてはお問い合わせください。
日本国内では LoRaWAN は AS923(920MHz帯)で運用します。周波数帯の指定が必要なため、ご発注時に用途をお知らせください。
価格・納期

VS340 の価格と納期は、数量と構成によって変わるためお見積りでご案内しています。下のボタンから、型番を入れた状態でお問い合わせいただけます。

VS340 の見積を依頼する

選定のポイント

  • PIR だけのシンプルな構成。メーカー試験条件下での認識率は最大 95%
  • 付属の PIR カバー 4 種で検知エリアを 1m×0.9m(1 人用デスク)から 1.8m×1.8m(丸テーブル)まで変えられる
  • 着席は検知した瞬間に送信。空席は既定 5 分(1〜30 分で変更可)動きが無ければ送信
  • 電池寿命は 10 年超(SF7・1 日 100 回の検知・LED 無効・25℃ のメーカー試験条件)。電源工事も通信配線も不要
  • 73×73×26mm・90g。3M 両面テープかネジで天板の裏に付けるだけ
  • 映像を扱わないため、個人を特定する情報を持たない
  • 座ったまま 5 分以上まったく動かない使われ方が多い席では、サーモパイルを併用する VS341 のほうが向く
  • ⚠ 技適は未取得。2026-10-15 時点で総務省 電波利用ポータルに VS340 の工事設計認証は確認できません

システム構成

LoRaWAN センサーは単体では通信できません。ゲートウェイが電波を受け、ネットワークサーバーがデバイスの認証とデータの復号を担い、その先のアプリケーションでようやく「どの席が何時間使われたか」として読めます。

当社では UG65(屋内・Node-RED 内蔵)、UG67(IP67・屋外)、UG56(Wi-Fi / PoE PD)、UG63(小規模・PoC 向け)を取り扱っています。いずれもネットワークサーバーを内蔵しているため、別途サーバーを立てずに構成できます。何台のゲートウェイが要るかは机の配置と建物の構造で変わるため、センサーを設置するときに電波を測って確定します。

ゲートウェイを介さずに機器どうしを直接つなぐ Milesight D2D にも対応しています。VS340 をコントローラーとして他の Milesight 機器を直接動かせるため、「席が埋まったらその島の照明を点ける」といった制御をネットワーク側の往復なしで行えます。

使いどころ

フリーアドレスの座席数を決め直す

席ごとの在席時間を数週間ためると、よく使われる席と使われない席がはっきり分かれます。全体の出社率だけを見て一律に席を減らすと、人気のある席の取り合いが起きて不満が出ます。席ごとの実績があれば、減らす席と残す席を区別して決められます。

図書館・自習室の空席案内

どの席が空いているかを入口の画面やスマートフォンに出せば、席を探して歩き回る時間が減ります。VS340 は人が動いた瞬間に在席を送るため、座った直後から画面に反映されます。離席の反映は既定 5 分で、短くすると席を立った直後に空席と出てしまうため、運用に合わせて調整します。

集中ブース・電話ブースの取り合いを減らす

1〜2 人用のブースは予約制にすると空予約が増え、予約なしにすると埋まっているか見に行く手間がかかります。在席を実測して空き状況を出せば、予約制をやめても運用できます。ブースの照明や換気扇を Milesight D2D で直接連動させれば、ゲートウェイ経由の往復を待たずに切り替えられます。

対面デスクやミーティングテーブルを 1 台で見る

付属のカバーを替えると、対面デスク(1m×1.8m)や丸テーブル(1.8m×1.8m)をまとめて 1 台で見られます。ただし出力はあくまで在席・空席の 2 値なので、「そのテーブルに誰かいる」までは分かっても「何人いるか」は分かりません。人数が必要な場合は、天井に付ける VS121 や VS135 のような人数カウントのセンサーと組み合わせます。

よくあるご質問

VS340 と VS341 はどう違いますか。

VS341 は VS340 にサーモパイル(遠赤外線で温度を見る素子)を足した上位機です。人の体温と周囲との温度差も見るため、座ったまま動かない人を空席と誤判定しにくくなります。認識率はメーカー試験条件下で VS340 が最大 95%、VS341 が最大 98% です。離席を空席として送るまでの既定時間も、VS340 の 5 分に対して VS341 は 60 秒と短く設定できます。

一方で VS341 のサーモパイルが本来の精度を出せるのは周囲温度 10〜30℃ の範囲です。それを外れる環境では、素直に VS340 を選ぶほうが読みやすい結果になります。

どこに取り付けますか。

机の天板の裏です。天板の端から 0〜50cm の位置に、3M 両面テープかネジで固定します。検知距離は 1m 以内なので、座っている人の脚や体の動きを真下から拾う形になります。カーテンや荷物で検知範囲がふさがれないようにしてください。

座ったまま動かないと空席になりませんか。

なることがあります。メーカーのユーザーガイドにも、5 分間まったく動かずに座っていると空席と判定される場合があると書かれています。また、貧乏ゆすりのように脚を小刻みに上下させる動きも誤判定の原因になります。

対策は 2 つあります。空席と判定するまでの時間を長めにする(1〜30 分で変更できます)か、体温も見る VS341 を選ぶかです。長時間じっと座る業務が多い席では VS341 を推奨します。

誰も座っていないのに在席になることはありますか。

あります。椅子が机の下に入っていなくて席がふさがれていない状態で、近くを人が通る、清掃の方がモップをかける、といった場合に在席と判定されることがあります。検知範囲を狭いカバー(1 人用デスク用の 1m×0.9m)に替えると起きにくくなります。

1 席に 1 台必要ですか。

席ごとの稼働を知りたい場合は 1 席 1 台です。付属のカバーを替えれば対面デスクや丸テーブルを 1 台でカバーできますが、その場合に分かるのは「そのテーブルに人がいるかどうか」で、どの席かまでは分かりません。

電池はどのくらい持ちますか。

4,000mAh の ER18505 リチウム電池を 1 本使い、SF7(ゲートウェイに近い条件)では 10 年超、SF10(遠い条件)では約 5.2〜5.4 年というのがメーカーの試験値です。いずれも 1,440 分間隔での報告に加えて 1 日 100 回の検知、LED 無効、25℃ という条件での数値なので、検知回数が多い席や寒暖差の大きい場所では短くなります。

日本国内で使えますか。

2026-10-15 時点では、総務省 電波利用ポータルで VS340 の工事設計認証(技適)を確認できていません。日本国内で無線機を使うには技適が必要なため、国内案件でのご検討は事前にお問い合わせください。取得状況は変わることがあるため、ご相談いただいた時点で改めて照会します。

WS203 や WS202 と見た目が同じに見えますが、別の製品ですか。

別の製品です。VS340 / VS341 と WS202 / WS203 は 73×73×26mm の同じ筐体を使っていて、PIR ドームの位置もラベルの配置も同じため、正面の写真だけでは見分けられません。

見分けるのは下端の帯です。WS203 には温湿度センサー用のルーバー状の通気口があり、VS341 には黒い四角のサーモパイル窓があります。VS340 にはどちらもありません。役割も違い、WS202 は人感+照度、WS203 は人感+温湿度を部屋に対して測る機材で、VS340 / VS341 は机の下に付けて席ごとの在席だけを見る機材です。

検討はどのように進めますか。

まず平面図と、いま困っていることをお知らせください。それをもとにデモ画面を無料でお作りし、測ったデータで判断できそうかを一緒に確かめます。次にセンサーを実際に取り付けて実データを取ります(機器の貸出と初期設定は無料、取り付け作業と遠方への出張は有償です)。そのうえで、本当に導入するかをお客様側で社内調整いただく、という順番です。

収集したデータはどこで見られますか。

ゲートウェイから MQTT または HTTP で任意のシステムへ転送できます。当社のソリューションサイトでは、同じ判定の考え方と計算式でダッシュボードを公開しています。見たい指標が決まっている場合は、どの画面に近いかをお知らせいただくと構成の相談が早く進みます。

メーカー資料・ダウンロード

この製品を収容するゲートウェイ

LoRaWAN センサーは単体では通信できません。下記いずれかのゲートウェイと組み合わせてご利用ください。

UG65LoRaWAN ゲートウェイUG67LoRaWAN ゲートウェイUG63LoRaWAN ゲートウェイUG56LoRaWAN ゲートウェイ

関連製品

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詳細仕様

在席検知

検知方式PIR(焦電型赤外線)
認識率最大 95%(メーカー試験条件下)
PIR 検知範囲107°(水平)/107°(垂直)
PIR 検知距離1m 以内
出力在席(Occupied)/空席(Vacant)の 2 値。人数は数えません
在席の送信動きを検知した時点で即時送信
空席の送信動きが無い状態が続いたら送信。既定 5 分(1〜30 分で変更可)
報告間隔既定 1,440 分(1〜1,440 分)。在席・空席の変化は間隔を待たずに送信します
映像扱いません(画像は一切取得しません)

PIR カバー(付属 4 種・設置高さ 70cm のとき)

1 人用デスク70°(水平)× 60°(垂直)/1m × 0.9m
対面デスク70°(水平)× 107°(垂直)/1m × 1.8m
カウンター席107°(水平)× 53.5°(垂直)/1.8m × 0.9m
丸テーブル107°(水平)× 107°(垂直)/1.8m × 1.8m
角度の調整カバーの溝ごとに 30° ずつ向きを変えられます。必要に応じた加工にも対応

無線(LoRaWAN)

通信方式LoRaWAN® / Milesight D2D
アンテナ内蔵アンテナ
対応周波数プランCN470 / IN865 / EU868 / RU864 / US915 / AU915 / KR920 / AS923-1&2&3&4
日本での運用AS923(920MHz帯)で運用します。ご発注時に周波数帯の指定が必要です。
送信出力16dBm(868MHz)/20dBm(915MHz)/19dBm(470MHz)
受信感度-137dBm
動作モードOTAA/ABP Class A

操作・設定

ボタン1 × 電源/リセット兼用ボタン(本体内部)
LED 表示1 × ステータス表示(在席・空席が変わると 2 回点滅。無効にもできます)
電源 ON/OFFNFC のスマートフォンアプリ、または電源ボタン長押し(3 秒以上)
設定方法スマートフォンアプリ(NFC・Milesight ToolBox)またはダウンリンク
主な機能Milesight D2D コントローラー(ゲートウェイを介さず他の Milesight 機器を直接制御)

機構・設置環境

電源1 × 4,000mAh ER18505 Li-SOCl₂ 電池
電池寿命10 年超(SF7・EU868/US915)/約 5.4 年(SF10・EU868)/約 5.2 年(SF10・US915)。いずれも 1,440 分間隔+1 日 100 回の検知・LED 無効・25℃ のメーカー試験条件
動作温度-20℃ 〜 60℃
動作湿度0 〜 95%(結露なきこと)
外形寸法73 × 73 × 26mm(PIR カバーを除く)
質量90g
保護等級IP30
色・材質ホワイト+グレー、PC+ABS(難燃 V0)
取付方法3M 両面テープ、またはネジ止め(取付キット 2 組付属)
推奨取付位置机の天板の裏。天板の端から 0〜50cm

出典

仕様の出典Milesight 公式データシート(vs34x-datasheet-en.pdf)およびユーザーガイド V1.0(vs34x-user-guide-v1.0.pdf)の記載にもとづきます(2026-10-15 時点)。
技適(日本)2026-10-15 に総務省 電波利用ポータルを照会し、VS340 の工事設計認証は確認できませんでした。

型番一覧(1 種)

型番仕様
VS340-915MVS340-915M(AS923 / 920MHz帯)

📄 データシート(メーカー公式・英語) ↗

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